犬の食事の取り方は、体重に見合った量を与えたとしても、それ以上に食べようとする傾向があります。
犬は元々狩りをして生活をしていた動物です。ですから、いつ獲物にありつけるか分からないため、出されたものはガツガツと一気に食べ、お腹に溜め込もうとする習慣が残っていると言われています。そのため、よく食べる犬に必要以上にご飯やおやつを与えてしまい、脂肪がつき過ぎた肥満な体となり、物理的に喉を圧迫し呼吸がしにくくなるのです。
また、しつけができておらず、吠える頻度が多い犬では、喉に負担がかかり炎症などを引き起こすことがあります。これが結果的に気管に負担をかけ、犬の呼吸を妨げることにつながります。(「吠える」といっても、その理由は様々なため、吠える原因を特定してから世話の仕方を変えたり、飼育環境を整えること、しつけをすることが必要になります。)
肥満改善やしつけの仕方は、それぞれの犬によって大きく異なり、改善するには時間がかかります。そこで、今すぐ簡単に始められることは、散歩の道具を変えてあげることです。